冬に覚えた歌を忘れた

朝から近所の方がお線香をあげに来てくださる。

職場の元同僚の方からもお電話をいただく。

 

昼から父が若い頃に下宿していたお仲間の方が来てくださる。

思い出話など。

いつも家にいるイメージとはかけ離れた社交的な一面。

父の青春を垣間見る。

泣いてくれていたよ。

お父さん、よかったね。

年賀状の父の作品を毎年楽しみにしてくれていた、とも。

今度はわたしが泣く。

父のあだ名が昔のわたしのあだ名と同じだった。

 

母がトマトのはちみつ漬け作ってくれる。

めちゃおいしい。

しそ巻も。

 

明日帰ると言ったら、近所の方がどっさり野菜を持ってきてくれる。

ナスにピーマン、さや豆にトマトなどなど。

ありがたくいただく。

 

夕間暮れに長めの散歩。

月は厚い雲に隠れていた。

 

テレビで長岡の花火を観る。

笑点ばらかもんも。

うだうだする夜。

夏っぽくていい。

眠る前の一服で満月が見えた。